色々な方面から不測のトラブルを回避しよう

運搬物の保険の内容について

運搬物に対する補償内容

一番あってはならないトラブルですが、輸送中に運搬物に対する破損があったとします。
大抵の業者では事前に保険に入っており、運搬物の損害自体に対する補償はされると思います。

しかし、意外と見落としがちなのが損害金額の限度額や補償の対象期間、さらに一時保管中の損害や梱包作業中の損害についての事項です。
破損した品物の金額が補償上限額以上だった、補償対象条件が運搬中の過失のみであった、輸送中のダメージが後から出てしまったなどの理由から補償の対象外となってしまうなどのトラブルも確認されています。

事前に運搬物の性質をよく考慮してどのような補償をしてくれるのか、ありとあらゆる可能性を考えながら必要な補償をつけてもらえるように交渉しましょう。

運搬物以外に対する補償内容

精密機械の運搬には前述したとおり様々なトラブルが発生することがあります。
上で述べたように運搬物に破損があった場合、破損物に対する補償はされるかもしれません。
しかし破損が原因で納期の遅れがあった場合など、取引上大きな損害が出る場合も少なくありません。
さらには運搬物以外の搬出元や搬入先の設備の破壊や破損、それに伴うスケジュールの変更に対する損害も発生する恐れがあります。

また事故が起きて、人の生命に関わる事態になった場合は、法律上の賠償責任が発生するかもしれません。

このような想定できうるありとあらゆる損害に対して、どこまでの補償をしてくれるのか、どのような保険に入っているのか、依頼前に十分考慮するようにしましょう。


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